服の平置き寸法をいきなりは理解するのは無理ですが、順番に段階を経れば簡単です。
ジャケットの例で説明しますね。
- まずは、Mか?L?を体のサイズで検討つけて選ぶ
- 次にジャケットを買い着て見て、平置き寸を測る
- 次に欲しいものがジャケットなら比較ができる。
ということです
メンズ通販サイトで服を購入する際に最も重要なのはサイズ
なぜ?着るものなのにサイズが合えばいいなんて!と思われましたか?そうではないのです。
メンズ服は、アイテムが少なくどなたにも必要な基本的なものは決まっていますし、デザインも限られています。
たとえば、メンズビジネスカジュアルでは、まず、テーラージャケット、スラックスタイプのズボンは基本です。
色は、ネービー系、グレー系、茶系、黒、この色の中から選ぶ方がほとんどです。
厳密には、無地系、無地に見える地柄入り、ペンシルストライプ、ウインドペンタイプのチェック柄とかいろいろありますが、色系統は限られています。
形もテーラー衿のジャケットはいらない、なんてことはまずありません。
なので、デザインとアイテムと色はだいたい決まっています。
着ないとわからないのがサイズです。
サイズは、リアル店舗で買うとき自分のサイズを知らなくても、商品の仕上がり寸法も知らなくても着て合うかどうかわかりますが、ネット通販の場合はそれができません。
商品には対応サイズが、表記されていますがこれは目安で、ほんとうにちょうどいいかどうかは自分で寸法を把握しておく必要があります。
対応サイズとは、体のヌードサイズです。タグに書かれている対応サイズにあなたのヌード寸法が含まれていたらサイズは合うはず、ということです。
メンズ服を平置き寸法で判断するのは経験が必要
手持ちの洋服のサイズを計って通販サイトの服のサイズと比較する場合は、参考にできる服は最近のものでないとダメです。
時代によって細身になったり、ゆるく着たりするので、自分に合う、洋服の寸法は変わるのです。
体は同じサイズでも似合う洋服の寸法は変化するのです。今カッコよくいようと思ったら、定番でも何年もは着られません。
洋服の寸法の測り方はサイトに記載ページがあります。洋服をペたっと平置きして計ります。
メーカーは常に研究していますから、洋服は適度に買い変える方がおしゃれになります。
なのでジャケットを2枚買おうと思ったら一枚先に買って、着て見てからそのサイズを参考にすると失敗しないです。
平置きでの服のサイズの測り方は?
メンズはレディスのようにデザインごとに微妙な違いが少ないですから、自分サイズを把握することは難しくありません。
意識することで自然に自分サイズを把握できるようになりますよ。
そのうちに、このブランドのサイズのLが自分にちょうどいい、などとかわかってきます。
しかし、いきなり平置き寸法で選ぶのは慣れるまでは難しいので、ヌード寸法で検討つける方が分かりやすいと思います。
また、肩幅、身幅、袖丈などはいつでも同じ寸法があなたに合うのではなく、流行にも左右されますので、今ならこの寸法が合うという理解です。
広い肩幅に短い袖丈では、バランスが悪く美しくないからです。だからいつでも今はこのタイプの服はこのサイズ、という理解です。
たとえば今は細身からゆったりめに移行している時期です。ビッグシルエットの流行だと、肩幅もゆったりしていると袖丈も長めで着ることになります。
スリムでもビッグでも控えめに取り入れるブランドもあるしトレンドを色濃く取り入れるブランドもあります。
職種にも寄りますが、ズバリトレンドでない方がきれいです。
いつでも適度に流行を取り入れている年齢層も近いブランドを見つけておくとわかりやすいです。
トップスのサイズの測り方(つけ袖)
着丈:襟を含めず、襟ぐりの中央から裾までの長さ。
身幅:両脇までの長さ。(計測位置は脇の付け根になります)
肩幅:両肩の端から端までを直線で測った長さ。
袖丈:肩先の縫い目から袖口までの長さ。
トップス ラグラン袖
着丈や身幅は付け袖タイプと同じ
裄丈:襟ぐりの中央から袖先までの長さ。
ボトムスのサイズの測り方
ウエスト:平置きにした状態で計測したAの寸法を2倍した長さ。
股上 :ウエストから前合わせをとおって内股合わせまでの長さ。
ワタリ :股付け根の太もも幅。
股下 :内股合わせから裾までの長さ。
裾幅 :足口の幅
自分に似合う色は実店舗で確かめておく
色は着ると顔が明るく見えて、色の雰囲気があなたの雰囲気とマッチすること。それがあなたに似合う色、です。
顔色、髪の色、雰囲気などで決まります。目鼻立ちの影響もあります。
でも通販ですから当ててみたり、試着したりできませんが、いままで着た経験を判断材料にするとわかりやすいですよ。
ネイビーは合う、グレー系も合う。茶系はむずかしい、とか。
さらに、ネイビー系でもダークなネイビーがいいとか、明るめの方がいいとかは、好きとか今までも着慣れてわかっているとか、が基準にできます。
もし少し違ってもジャケットやカーディガンなら間に着るシャツの色でカバーできますよ。
最終的に、あなたらしくてきれいに見える、のが”似合う”ことです。
どんな色が似合うかはユニクロやスーパーなど、販売員さんが来ないところなら気軽に着たり鏡に当ててみたりできますね?
似合う色は実店舗で確かめておくといいですよ。
家族や友人と一緒なら見てもらうこともできますね?
自己都合でも返品や交換は可能か?
通販サイトで見たとうりの服でも着たら似合わないことはあります。
たいていの通販はラベルそのままで、試着しただけで、7日以内なら、連絡後、送料負担で可能です。
念のため、包みや箱、袋などもきれいに開けた方がいいですね。
このストーブ買ったけど、リアルで見たら好きじゃなかった、とは言えませんが、通販サイトで服を買った場合は、自己都合でも返品受け付けしてくれる場合は多いです。
服ならではの微妙な部分ですね。
尚、丈直しなどをされた商品は返品も交換もできませんし、会社によっては自己都合で返品や交換は事務手数料がかかる場合もあります。
買い方も慣れるほどじょうずに探せるようになりますし、自分のこともよくわかるようになります。色でも感覚でも配色でも。
選べなくても、選んだものを判断する感性は、意外とどなたも持っていますよ。
四季のある自然豊かな環境で育った繊細な感覚を持っているので『日本人は世界でいちばんセンスがいい』と、ユニクロの社長はおっしゃっていました。
通販サイトで服を買うのは、メンズカジュアルこそ利用価値があります!
アイテムが少なく、デザインも色系統も決まっているのでサイズさえ把握できればいいのですから。
通販サイトでメンズ服は買いやすいのであなたに似合う色とサイズ感は知っておきましょうね。