メンズビジカジは定番だからシンプル。
メンズカジュアルはシンプルです。
なぜならアイテムが少ないから。
もともとメンズカジュアルはアイテムが少ないのにメンズビジカジはさらに少なくなるので超かんたん。
従来は日本の会社はビジネススーツスタイルだけだったので会社にきてゆく服を迷うことはありませんでした。
スーツと白いシャツで決まっていたから選ぶのはネクタイだけだったのです。
それからシャツの幅がペールカラーや目立たないチェック柄とか少しづつ広がり始めました。
クールビズは誤解されて崩し過ぎている
次にクールビズ推奨から、崩し過ぎの人、今までどうりの人、週末だけクールビスを実践する会社など。
会社によって人によってばらつきが起こりました。
このクールビズがなくて、洋服文化の成熟によって、会社でもカジュアル化が進んだのであれば、もっと正しく進んだと思うのです。
今はまだ過度期なので、ここをチャンスととらえ、初心者のあなたは、基本を正しく知り、基本を崩さず着ることをおすすめします。
会社により違いはありますが、まだまだビジネススーツ中心で夏場は崩し過ぎの人もあったり、内勤日の日だけ崩し過ぎていたりします。
また、毎日着ているビジネススーツにシャツでネクタイだけを外したスタイルはNGです。
見た目だらしなく見えるのです。
もともとネクタイをした方が決まる素材感であったりするからですね。
はじめからネクタイ外してもいけそうな、素材感やディテールのビジネススーツを選べばいける場合もありますが少ないです。
ビジカジはジャケットスタイルが王道
なので、ジャケットスタイルを新しく選びましょう。
かんたんに言えば、スーツと同じテーラー衿のテーラードジャケットとスラックスを決めます。
シャツは衿や色、前立てなどネクタイなしで決まるデザインを選びます。
ジャケットスタイルでも、基本はテーラードジャケットですが、では、スーツの上着とどこが違うのか?というと、素材感でスーツに向く生地、ジャケットに向く生地に分かれます。
仕立てもほぼ同じですが、衿周りなどに太いステッチ、幅広いステッチがあるとカジュアル風になるし、太い糸の厚手の織はカジュアルになるし、
薄く光沢感のある生地はスーツっぽくなりますが、作る側が考えて作るのでここは考えなくていいのです。
セットでつくられていない、単品、つまり、ジャケットで売られているものから選べばいいのです。
では、自分の持っているビジネススーツの上着をジャケットとして、ほかのスラックスとコーデして着られるのか?というとダメな場合が多いです。
ビジカジスタイルの基本は、ジャケット+スラックス+シャツ
なので、ビジネススーツを目安にしてあなたに似合う色のジャケットとこのジャケットに合うスラックスを決めるのです。
一例を上げると、ネイビーのジャケットにグレイのスラックス。
ビジネススーツを目安にするのは、たぶん似合うものになっているから、サイズと色を参考にするのです。
コツはチノパンにしないこと
チノパンは夏用のジャケットに合わせる時に合わせて選ぶといいと思いますが、最初のジャケットスタイルは、スラックスがおすすめです。
ジャケットの下はチノパンが基本と思っていらっしゃる方もいますが、違います。
チノパンは基本はチノクロスのコットンですからどのジャケットにも合うとは限りません。
スラックスが王道で基本です。
シャツは襟や前立てにデザインがあると決まりやすい
シャツはネクタイをしなくてもきちんと感がでる、小さめの衿やボタンダウンシャツ、クレリック衿など、少しポイントがある方がきれいに見えると思います。
ネクタイしている時の、白いワイシャツを代用は合いません。
あなたに似合う色で、
ジャケットとジャケットに合う色のスラックスを選び、
ジャケットに合うノーネクタイでもきれいに決まるさわやかなシャツを選ぶだけ。
シーズンによってこのパターンを、2~3パターン用意し、シャツは多めに準備するだけです。
たとえば、ネイビーが似合う方なら、
ジャケットはネイビー無地と
ネイビー系でも目立たない細い線の格子柄のジャケットとか。
パンツはグレーと濃いめベージュ系など。
かんたんでしょう?
尚、ネイビーもグレーも同じくらい似合う場合は、ネイビーのビジネススーツに、グレーのジャケットという選択もいいですね。
もっとも多くの人が似合うのはネイビー系です。
そしてネイビーはだれをも若々しく清潔に見せてくれます。