スーツにネクタイなしはダサい?ですが、ダサくなりがちなのはいなめません。
メンズのビジカジスタイルは、ビジネススーツとジャケットスタイルの2タイプが基本です。
ですが、まだまだビジネススーツにネクタイが主流ですね?
ビジネススーツでもジャケットスタイルでもネクタイをするか?しないかは選んだスーツやシャツに依ります。
結論はビジネススーツもジャケットスタイルもネクタイなしでカッコよくできます。
俳優の田村正和さんはいつもスーツにネクタイなしのシャツかセーターで素敵でした。
おしゃれな田村正和さんですからこだわり抜いた結果の判断でしょうね。
スーツやシャツの選び方が間違っていなければネクタイなしはOKなのですが、スーツやシャツ選びに知識やセンスが要ります。
ビジネススーツにネクタイなし?ネクタイあり?
ビジネススーツにネクタイなしはOKですが、無難なのはビジネススーツにはネクタイあり、ジャケットスタイルにはネクタイなしでカッコよく見えるシャツを選ぶことです。
スーツにネクタイなしは、スーツ選びもシャツ選びもセンスが必要
スーツにネクタイなしがダサいのは、ネクタイした方が合うスーツに、ネクタイをするワイシャツのままネクタイだけ取った時です。
レギュラー衿のワイシャツにネクタイをしないと衿の開きかたや衿先が下がりだらしなくなるだけ、
ネクタイをするためのシャツは、ワイシャツ、これ以外はオープンシャツと呼びます。
フォーマル以外は規定はないので社会常識とセンスで決めればよいと思います。
スーツにネクタイなしで就活や面接をするかどうかは職種や会社によるし、選んだスーツにも依ります。
堅い職種か自由度の高いアパレル関係や出版社関係などによって決めるといいでしょう。
自信がなければビジカジスーツにワイシャツにネクタイありが無難です。
ジャケットにネクタイなしでいいのはカジュアルアイテムだから。
ジャケットスタイルはスーツよりもカジュアルなのでネクタイなしでいいのですが、シャツ選びはネクタイなしで決まるタイプを選ぶ必要があります。
クールビズ推奨の会社なら夏場はネクタイなしは一般的ですね。
クールビスは湿度の高い日本社会の常識なので通用する範囲内での活用になります。
半そでのシャツや半そでのポロシャツなども日本のクールビズにはOKです。
クールビズに関係なくネクタイなしのシャツの場合は第一ボタンだけ外すのが基本です。
半袖にネクタイはあり得ません。
日本の夏はネクタイなしが普通でありたいですね、今まで日本の会社員は我慢し過ぎたと思います。
今後はノーネクタイで夏は当たり前、ノーネクタイが企業も普通になる世の中になっていくと思います
コロナ禍をきっかけに毎日出勤するシステムも職種により多様化されていくしカジュアル化も進むのは間違いないですからね。
ビジネススーツ一式とジャケットスタイル一式あればいい!
今までは、ビジネススーツだけで済んだけれど、今後は、会社での服装はジャケットスタイルをもう一式と考えれば楽です。
- A:ビジネススーツ
- B:ジャケットスタイル
この二つのスタイルが必要と考えるだけでもいいのです。
Aは、ビジネススーツにシャツ、ネクタイ、靴
Bは、ジャケットに配色の合うスラックス、シャツ、靴
これが基本。靴は同じタイプでもデザインにより可。
シャツとスラックスはビジネススーツ用と似ていますが違いもあります。
ビジネススーツとワイシャツ、ネクタイを選ぶ
ビジネススーツにはネクタイをするのが一般的でした。これからもネクタイするのがおすすめ!
理由はネクタイなしで決めるのはスーツ選びもシャツ選びも知識とセンスが必要だから!
シャツはビジネススーツ用には、白い基本のワイシャツでドレスシャツともいいます。
ドレスシャツ(白いワイシャツ)は、ネクタイ着用が基本。素材が薄く、つやがあったり、目立たない織り柄がスーツ向きだったりします。
ネクタイ着用でないと間が抜けただらしない感じになります。
サイジングやシルエットや細部も、その時代を反映しつつもいわゆる、トラッドでやや保守スタイルになります。
スーツには基本的にボタンダウンは合わせません。ボタンダウンはややカジュアルです。ボタンダウンシャツでネクタイをしているのはダサいです。
スーツならノーネクタイはだらしなく見えがちですから、ネクタイした方がいいですね。
俳優さんや外国のビジネスマンがスーツをネクタイなしでカジュアルに着こなしているのを見ることもありますが、それにはスーツ選びからセンスが必要になります。
ネクタイは無地、斜めストライプ、小紋柄等の基本でいいです。ニット素材の横ボーダーのネクタイは、ネクタイが孤立して浮くのでやめた方が無難です。
また、ニット素材はそれだけで布のネクタイよりもカジュアルになります。
ネクタイそのもがドレス感を出すものですからニットで横ボーダーなんてそもそもダサいと思います。
配色は同系か?補色系ですね。
同系はネイビーのスーツにネイビー系斜めストライプ柄のネクタイ、ネイビーのスーツにブルー系のネクタイなど。
補色系とは、ネイビーのスーツにエンジのネクタイとか、グレーのスーツに黄色やピンク系のネクタイなどです。
ビジカジの基本である、ジャケットスタイルを決める
ジャケットスタイルにもネクタイはしてもいいのですが、なしと決めてもいいと思います。
ネクタイはスーツの時だけ、ジャケットスタイルの時はノーネクタイと決めておくとシンプルでしょう?
テーラードのスーツの上着とテーラードジャケットは大まかなデザインは同じで、生地が違ったり、ステッチやポケットなどの細部が少し違うだけです。
セレクトする時にスーツから選ぶかジャケットから選ぶかすればいいです。
作る側はプロですから、スーツ地でジャケットは作りません。
スーツの場合は上着とスラックスは同じ生地で作ります。
ジャケットスタイルの場合はスーツとほとんど同じ形でも合わせるスラックスは配色のいい別色で探します。
例)紺ジャケットに、グレーのスラックスとか、白やベージュのスラックスなど。
シャツはネクタイなしでも決まるデザインを選ぶ
ボタンダウンシャツはノーネクタイで着こなしましょう。
ボタンダウンシャツは一番上のボタンをはずしても、襟の形がくずれませんし、首周りもきれいな形状を保ちます。
ボタンダウンシャツ自体がカジュアルですからネクタイは少し違和感あります。
ネクタイするならワイシャツにしましょう。
尚。ジャケットなしでネクタイありというコーディネートはありません。
外出から戻り、社内でジャケットやスーツの上着を脱いで、シャツにネクタイということはありますが、そのスタイルで外出はありません。
ホリゾンタルカラーもネクタイなしにはおすすめです。
ホリゾンタルカラーとは衿先が180度開いているシャツです。
ホリゾンタルカラーはネクタイもしていいのですが個人的にはおすめしません。
ネクタイするにはレギュラーカラーかワイドカラーまでがきれいだと思います。
まとめ:ネクタイなしにはボタンダウンシャツかホリゾンタルカラーがいいです。
ネクタイなしにポケットチーフはおすすめ!四角たたみでいい
ネクタイなしのスーツやジャケットスタイルの場合、
引き締め役として、スクエアたたみのポケットチーフを入れるのはおすすめです。
ポケットチーフはカジュアルスタイルにも合うし、ネクタイなしのスタイルを引き締めます。
色はシャツと似たような感じでOKです。また、光沢のない白の木綿や麻は何にでも合います。
四角たたみで見える部分は、高さは1cm程度。色合わせはシャツに似た感じが目立ちませんが決まります。
ポケットチーフでの注意点は、芸能人みたいに派手なたたみ方はしないこと、四角たたみだけでいいです。
テーラードジャケットにはスラックスが基本
デザインはビジネススーツと同じなのですが、ジャケットとは同じ生地では合わせません。
配色の合う、別色でコーデします。
ネイビーのジャケットにグレーのスラックスや濃いめベージュとか、グレーのジャケットにネイビーのスラックスなど、
ジャケットに合うスラックスがいくつか色がある場合、決めてはあなたのお顔の感じに合う方を選びます。
チノパンはさらに進んだカジュアルなので後回しにしましょう。
ビジネススーツはネクタイも締める。
ジャケットスタイルは、配色のいいスラックスと合わせ、ネクタイはしない。ネクタイなしでスクエアたたみのポケットチーフいれてもいい。
ボタンダウンシャツ、ホリゾンタルカラーのシャツなど、ややカジュアルなシャツと合わせる。この考え方を基本スタイルとされたらどうでしょう?
メンズビジカジでは、さらに進んだカジュアルは後でいい
ジャケットスタイルが身について、ビジネススーツスタイルみたいに慣れてから、もう少しカジュアル度の進んだコーデに挑戦してもいいと思います。
メンズビジカジに大切なのは、先を行くファッションではなく、控えめで行く方が失敗しません。
メンズのおしゃれは基本中の基本でいいのです。
無難でいいのです。
崩し過ぎはダサいだけでなく、マナーがないと思われますが、基本であればマイナスにはなりません。
男はやはり仕事の実力が一番!ファッションはその実力をちゃんと評価してもらうためのアシストであり、社会人としてのマナーです。
男はファッションで個性を発揮しなくてもなんの支障もないのです。
男が服で失敗するのはTPOにそぐわない服、あなたに似合わない色サイズを着ていることです。
メンズのビジカジはその時代の一般的な定番がいい!のです。
コンサバとかトラッドスタイルのテーストですね。