メンズカジュアルを男子が女子受けするようにと考えて選ぶのと、女子が男子受けするように服選びするのは意味合いが違うのです。
世の中は男性と女性が半々ですからどちらにも受けいられる服を考えるという意味では同じなのですが、日本ではファッションに対する興味や普及度が少し違いがあり過ぎるんですね。
女性はたいていいつでも気にかけています。
清潔でマナーがあって、似合ってきれいに見えるかどうか?と。しかし異性から見るのと同性から見るのは違う面もあります。
たとえばモードっぽい服は女性からはかっこいいと思われてもあまり男性受けはしません。
コムデギャルソンなど。
コシノヒロコさんも、わたしのデザインする服は男性受けが悪いんですよ。とおっしゃっていて、わかる、と思いました。
それに、日本の男性はファッションに関しては、一般的には男は中身という心理もまだまだあるので成熟していません。
そういう男子目線では、服に関しては保守的です。日本は男性のカジュアルファッションは発展途上です。
社会的にはまだまだ日本は男性社会です。
女性側も、男性社会で生きているので、男性にかわいいと思われたい心理が強過ぎる場合もあり、客観的に自分がわかっていない場合もあります。
た、少女趣味過ぎたり、若づくり過ぎたりしていたり。そういう場合、異性の目線も大事です。
少し冷静に、他人から見たらどう見えるのか?をチェックすることも大切です。
なぜなら装うことは、自分のためでもあり人のためでもあるからです。
無人島だったら、自分のためだけでいいので、自分が好きかどうか?だけ考えればいいのですが。
しかし、現時点で男性が女子受けを考えて着ることは、単に合コンで女子にモテたい、場合もあるでしょうが、それだけではなく、服に関しては女性はいつも考えているので、ファッションに関しては、先輩だから、男性よりはよくわかっているから、とい意味が濃いと思います。
男子自身がしっかり自分の服を選んで、異性から見たらどうかな?と再チェックではないと思います。
基本、美に関しては女性の方が強い関心がある、から、でもあるんですね?
車や機械に関しては男性の方が得意な人が多いのと同じような感じかな?と思います。
だから、男性も基本は、自分が着たい服でいいし、それがあなたに似合ってマナーにもかなっていればいいのです。
女子受けする服を着ることが目的ではないのです。
今はまだ、女子が先輩として選ぶ手助けをしているだけですから。